2015年01月03日
農業は、大仕事!
写真は、代々、我が家を支えてきた稲倉の初冬の雪景色です。親父のいる間は、風雪ガードがあり、母屋を、寒気団から守ってくれたのですが、庶子の反動で父はこの世を去り、明け渡されて十四、五年、行き場を失ったシベリア風雪がこれでもか、これでもかと庭に吹き付けてきます。
正月三が日、今年も始まりました。きょうは三日。昨年の暮れから、少しずつですが作業計画を練ってました。つまづく者もいれば、増収に高収入の忍とした人もいて、「人間として未熟な者よ」と言う年を、自分が感じる年になってきました。
大学の恩師の先生がいってました、「農業は自然科学、科学の応用です」と、応用科学であるからして私が彼此、勤しめなかったのでしょうか?若手の就農者に技術を教えるには学問の基礎と応用を上手に変化させて教授することです。果たして結果が秋の実りとなり、収入に結び付いてゆきます。
これから何年出来るか?、しれない”我が家の農業”、完璧ということは死んでもたどり着けない過程ですが、扶持まじく、無理せず、食する人に「これが作物です!」と言うものを作りたい。共働の精神を自然に感謝しながら、分かち合いたい。種まき、田植え、除草、追肥、刈り取り、選別、それに草刈り、自然の力を上手に利用したものが秋の収穫を、手にすることができるのです。これが「米作り」です。
Posted by 善兵衛 at 23:24│Comments(0)
│小松家 冬