2016年12月31日
新年はご飯の食べ始めから
ああ、めでたい、めでたいと、お屠蘇に自分を託して一年、一年の幸せを祈願することは素晴らしい。タモリが言ってたが、昔のことを記憶に残し、最近のことは
すぐ忘れてしまうのが一般的で、歳をとれば取るほどその傾向が著しい。なおさら、去年新年を迎えたと思っていたのにあっという間に歳をもらっている。これもめでたいことである。この一年間、幸せに過ごしたってことである。いろいろあった事が自分に都合のいいように解釈してしまっている。これもめでたいことである。ゆずの葉に豆がらに竹に南天に松を飾り、家の入口に整える。今年のご飯の食べ納めはつや姫です。一年間丈夫に生きられたのも食べ物で苦労しなかったからだ。最後に妻の活けた包みびらきで初を熟れよう。