2016年02月09日

借金貧乏!


人の何気ないしぐさにも、春の訪れを感じさせる季節になった。この間確定申告に行って、自分の弱さを改めて表してしまった。一年間、汗水たらして田んぼを耕作して利益が出ないのだ。土地、水、種、肥料、薬、などなど、米ができるように最大限の努力をしたのに、結果は大赤字、目も当てられない。米を食べる人が喜んでいる姿が、経営者として喜んでいる姿に結び付かない。最近の生産者の高齢化のには採算を度外視して楽しみとして営んでいる姿がほとんどだ。かなりきわどい、頭を使わず、身体を使う作業がほとんどだが国の今までと違った援助がほしいものだ。昔は頭の悪い奴は、百姓をやれとの社会の常識があったが、わたしも何にもやる能力がないから、農業をやっているので、頭がよかったら、農業なんてタッチしようとは思わない。でも、国民に食料を供給して生活しているとのひとがいなかったら、日本は成り立たない。餽我、破産の道を歩む。農業とは立派な職業なのだ。自分に誇りを持って胸を張って堂々と仕事にまい進したいものだ。農業と言うと”暗い”イメージがあるが、卑屈になる必要はない。こう思っているのは私ばかりか?。これから、年金をもらいながら、農業にまい進する覚悟だが、どうにか若い人が親しんで楽しく誇りを持って携わる方法がないものか!。このままでは農業をやる人はいなくなるよ。魅力のある方法は築けないのか?。

  


Posted by 善兵衛 at 22:37Comments(0)小松家 冬